

松富士 菊三郎
MATSUFUJI Kikusaburo
新内三味線
東京深川の生まれ。十四歳の時、新内の道に入り芸歴は四十年を越える。昭和52年、「影を慕いて」「十三夜」など一般に親しまれる歌を新内らしい情感を持って弾く「新内三味線」を創始し、新内の普及に努める。
新内は、延享4年、今から二百五十年ほど前に遡る芸。粋な流しやお座敷の印象が強いが、舞踊、演歌、洋楽器などとも自由に演奏できる。文楽の吉田蓑助氏の浄瑠璃を奏でたり、明治大学マンドリンクラブに招かれ合奏したり、新内の奥深さ、可能性を広げる。また、カメルーンのパーカッション奏者に三味線を指導するなど、新内を通した国際親善にも貢献。